


今回の満月付近の天気はあまり優れず、桜並木と一緒に撮れたらいいな〜と思っていたのですが仕事でタイミングが合わず撮りに行けたのは曇りの日になってしまいました。
そして時間もあまりなく、、まあこういう時もありますね。
何度かBlogに書きましたが日本人が桜の花を見て血が騒ぐというか嬉しい気持ちになるのは花見で酒が飲めるという単純な理由だけじゃないと思っています。
旧くから農耕民族だった我々の祖先は花が咲く=農業を始められる時期になった事を知る
というところから来ると信じています。
カレンダーや暦もなかった時代には尚更で、肌で寒さ暖かさや花の彩りに敏感だったんだと思うのです。
農業を始められるという事は飯が食えるという事、単純に花見酒を飲みたいという貴族思考では少なくともないと思います。
そして儚さとも表裏一体となっているのはきっとこうだろうなと思うのです。
春が来たという事は一年が経ってしまったという事、また一年死に近づいたという事を意識するのではないかなと。
いづれにしても単純に花の綺麗さだけではないものを持っているのが日本人のアイデンティティにある桜だと思います。1年の内たった2週間位しか咲かない、存在はその時期にしか分からない日本人らしい花とも言えるのはないでしょうか。
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